健康な成人
インフルエンザワクチンを投与すると、偽薬(プラセボといいます)やワクチン投与なしと比べて、インフルエンザの発症が23%少なくなるという研究があります(メタ分析、2010年10月11日配信 CMEC-TV)。入院や肺炎の発症については、それぞれ11%、20%少なくなる傾向になっています。
この研究では、ワクチン投与した人の14.2%、投与しない人の23.1%にインフルエンザが発症しています。
65歳以上
65歳以上についても、インフルエンザワクチンを投与すると、偽薬(プラセボ)やワクチン投与なしと比べて、インフルエンザの発症が41%、入院が48%少なくなるという研究があります(メタ分析、2010年10月25日配信 CMEC-TV)。死亡については、ほとんど差がありませんでした。
この研究では、ワクチン投与した人の4.0%、投与しない人の5.9%にインフルエンザが発症しています。
2010/12/15一部修正
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