編集部より

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2011年6月23日木曜日

(7) 一次アウトカムって何ですか?

  CMECジャーナルクラブ、CMEC-TVでは論文の結果については原則として一次アウトカムのみを取り上げています。

  一次アウトカムとは、その研究で最も優先順位が高く、偶然の影響が少ない治療効果判定のための指標です。

 統計学的に検定する場合、仮説が正しいかどうか検討できるのは一次アウトカムだけです。一次アウトカム以外の結果は、仮説生成のための検討に過ぎず、解釈に注意が必要です。

 CMECジャーナルクラブ採用論文の中にも、複数の一次アウトカムが設定されているものがあります。5つ以上の一次アウトカムを設定している論文については、「研究デザイン」の項目の、「一次アウトカムが明確か」のチェックボックスをはずして表記しています。

2011年6月8日水曜日

(6) 真のアウトカムって何ですか?

  ジャーナルクラブの用語解説、今回は第6回目です。ツイッター連動企画のため、短い解説となっています。

  がんの治療効果を判定する場合、がんが小さくなるかでまず検討されますが、がんが小さくなっても寿命が延びるかどうかはわかりません。

  がんは小さくなったが寿命は縮んだ、という研究はたくさんあります。

  がんの大きさを「代用のアウトカム」、寿命を「真のアウトカム」と呼びます。治療効果の検討には、真のアウトカムでの検討が必要というわけです。

2011年5月24日火曜日

西国分寺にも撮影スタジオ

  新たにCMECジャーナルクラブの拠点として、西国分寺が加わりました。ミーティングやCMEC-TV撮影などを行う予定です。

  今月から早速、撮影を予定しております。

  ひきつづき、よろしくお願いします。

2011年5月16日月曜日

前立腺がん検診は受けたほうがよいのでしょうか?

  今回は前立腺がん検診の2回目、2010年のメタ分析をご紹介します。検診は前立腺特異抗原(PSA)の測定単独または直腸診と併用したもので検討されています。
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前立腺がん検診は受けたほうがよいのでしょうか? ②
2011年5月16日配信
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  総死亡、前立腺がん死亡はほぼ同等という結果となっています。

2011年5月12日木曜日

心筋梗塞の治療では、カテーテル治療とバイパス手術のどちらがよいのでしょうか?

  今回は、心筋梗塞の治療に関する2007年に発表されたメタ分析をご紹介します。
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心筋梗塞の治療では、カテーテル治療とバイパス手術のどちらがよいのでしょうか?
2011年5月12日配信
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  冠動脈疾患に対して、経皮的冠動脈形成術(PCI)と冠動脈バイパス術(CABG)を比較した23の研究を統合しています。

  30 日以内の生存率では優劣つけがたいですが、再発はCABGで少なく、治療関連脳卒中はPCIで少なくなっています。

2011年5月9日月曜日

がん検診で前立腺がん死亡が13%多い傾向

  今回は前立腺がん検診について。2009年のランダム化比較試験です。
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前立腺がん検診は受けたほうがよいのでしょうか? ①
2011年5月9日配信
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  PSA検査、直腸指診による検診を推奨されると、検診を推奨されない場合と比べて、むしろ前立腺がんによる死亡が多い傾向にある、という結果でした。

2011年5月8日日曜日

(5) プラセボって何ですか?

  治療効果を検討する研究において、医者や患者が治療内容を知っていると効果判定がゆがめられる可能性があります。

  新しく開発した薬にとって、いい結果が出てほしいという研究者の心理状態が、研究結果に反映されてしまっては困ります。(そういった研究もたくさんあるようです。)

  患者にとっても、新しい薬だから効くに違いない、効いてほしい、という心理状態が、研究結果に反映されてしまっては困るわけです。

  そこで、投与している薬が本当の薬なのか偽の薬なのかわからないようにするため、見た目には本当の薬とまったく同じ薬を使います。それをプラセボ(偽薬)と呼びます。

  偽薬を使うのは、比較する治療の効果を公平に判定するための、科学的手法のひとつなのです。

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